2019.2.28
未来の賃貸経営

低コストリフォームのススメ。コスパよく見栄えがよいリフォームとは

(画像=Sergey Nivens / Shutterstock.com)
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入居者獲得に向けて何かしたくても、「コストのかかる大規模なリノベーションはできない」というオーナーも多いのではないでしょうか。しかし、コストをかけずともリフォームで見栄えをよくすることは可能です。今回は、低コストリフォームの事例やコツについて解説します。

大規模リノベーションに潜むリスク

人口が増加している時代、賃貸物件を所有すればすぐに入居者が決まっていました。不動産管理会社にすべて任せておけば、安定した家賃収入が入り続けていた人も多かったはずです。しかし、日本の人口が減少に転じてきたことにともない、入居者獲得の難易度は更に上昇しています。こうした環境の中、厳しい入居者獲得競争にさらされ、やむを得ず賃貸物件を手放すオーナーも増えています。

賃貸物件をある程度の期間所有していると、必ず訪れるのが修繕の問題です。修繕のタイミングで、不動産業者から大規模なリノベーションをすすめられた経験のあるオーナーも多いのではないでしょうか。しかし、大規模なリノベーションとなればそれ相応のコストが発生します。ただでさえ賃料相場の下落や空室率によって収益が落ちている中、大きな出費には不安が募るでしょう。

リノベーションによって必ず空室率が改善するとも限りません。また、空室率が改善し賃料が上がったとしても、投資した分を回収できるかどうかは別問題です。不動産業者のすすめるままに大規模リノベーションに踏み切るのは危険なケースもあるので、慎重な判断をしましょう。

インパクトのある低コストリフォーム

最近では、低コストでも一気に見栄えがよくなる低コストリフォームが人気です。大規模リノベーションより先に、まずは低コストリフォームを検討しましょう。低コストリフォームで人気なのが、デザインクロスです。デザインクロスとは、英字やレンガなどの柄がプリントされた壁紙です。シンプルなデザインから個性的なデザインまで幅が広く、選び方によってカフェ風・和モダン・ゴージャスなどさまざまな雰囲気にお部屋を演出できます。
 
(画像=Photographee.eu / Shutterstock.com)
デザインクロスは1平方メートルにつき700~1,500円が相場です。壁1面なら1万円から1万5,000円になるでしょう。デザインクロスに張り替える場合、通常は張り替えも含めて業者に依頼しますが、自分で張り替える場合はさらにコストを削減することができます。デザインクロスのいいところは、壁1面だけでもお部屋の見栄えがぐっとよくなる点です。

すべての壁を張り替える必要はありません。狭い面積であってもデザインクロスを効果的に活用すれば、おしゃれでモダンな部屋になり、働く世代や学生からの人気が急上昇するでしょう。フロアタイルも低コストリフォームとしておすすめです。フロアタイルとは塩ビ素材のタイル床材のことで、フローリングの上から貼ることができます。また、本物のようなリアルな質感を楽しむことができるのも特徴です。
 
(画像=Gordine N / Shutterstock.com)
フロアタイルの費用相場は、6畳の部屋で5万~10万円程度です。ウッド調のフロアタイルに張り替えると、ナチュラルで落ち着いた雰囲気のお部屋ができあがります。大理石を模したフロアタイルなら、シンプルでスタイリッシュな雰囲気になるでしょう。フロアタイルなら部分的に交換することもでき、原状回復時にもコストパフォーマンスがいいので、賃貸物件には最適です。

その他にも、ガスコンロをIHコンロに変更するのも入居者獲得につながる場合があります。賃貸物件を検索するサイトでは、大抵IHコンロを検索条件で指定できます。このことからも、IHコンロかどうかを重視する人が多いことがわかるでしょう。

リフォームの目的を明確にすることが重要

低コストリフォームであっても、目的を明確にしてから意思決定することが大切です。「現状を維持するためのコストなのか」「競争力を上げて賃料アップを狙うためのコストなのか」をよく考えましょう。現状維持のコストであれば、定期的に発生するコストを現状の利益からまかなえるかどうかを確認します。賃料アップを狙うためのコストであれば、実際にリフォームを実施したあとどのような効果が得られたかを測定し、次回のリフォームの意思決定に役立てることが大切です。

低コストであってもリフォームは投資です。投資によってどんな効果が得られ、投資額を回収できたかどうか、オーナーとしてきちんと把握しておくようにしましょう。


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